【新唐人2014年10月06日】9月28日から始まった香港の「雨傘革命」は1週間を過ぎました。6日目の10月3日から、青いリボンをつけたいわゆる「セントラル占拠反対派」が突然現れ、デモ隊に暴力を振るい、女子学生に性的嫌がらせなどをしました。香港の「セントラル占拠」運動は、中国大陸では全く報道されませんでしたが、暴力事件が起きてからは「セントラル占拠反対派」を称える報道が大々的に行われています。
香港の「雨傘革命」の映像や写真は、テレビやインターネットを通じて、世界各国に伝わりましたが、唯一、中国大陸だけは関連情報が封鎖されました。官製メディアだけでなく、インターネットのポータルサイトなどでも「セントラル占拠」「黄色いリボン」「学聯」「戴耀廷」(たいようてい)など、関連キーワードが全て、検索不能になりました。
広州市ネットユーザー 秀才江湖
「ウィチャットでも封鎖されています。香港の件で、多くの人のアカウントが削除されました」
しかし、3日、香港の複数の集会地点で、いわゆる「デモ反対派」がデモ隊を殴り、衝突事件を引き起こしました。すると、中共メディアは一斉に、大々的な報道を始めました。中央テレビは現場の映像まで流しました。
湖南省ネットユーザー 周周煮粥
「ええ。しかも意図的に拡散させ、暴力行為を喧伝しています。『香港デモは違法集会である』と、大陸の民衆に信じ込ませるためです」
一方、デモ隊に暴力振るった人々は、1人当たり200から1000香港ドルで雇われた人だと次々暴露されました。また、ある市民がネットにアップした動画には、中年の女性たちが香港長沙湾(ちょうさわん)警察署で青いリボンを受け取る場面が映っています。
大紀元が入手した情報によると、デモ隊に白昼堂々暴力を振るったいわゆる「セントラル反対派」とは、実は香港に潜伏している中共の地下党員やマフィアなどで、一部は大陸から派遣された工作員だそうです。香港と国際社会には、警戒するよう呼びかけています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/10/04/a1143628.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)